三丁目...っぽい昭和の映画・ドラマ
松本清張展に行くくらい、清張びいきな私。
今日は何度も見たテレ朝の"点と線"のスペシャルドラマを見た。
あの「証拠が揃いすぎてる」ってやつです。
清張の作品は、いつだって心に問い詰められる何かがあります。
人の心の奥底まで見透かされているかのような...。
そこに驚かされ、たまらない!
◇
"ALWAYS 三丁目の夕日"で、日本橋の空が再現されたのを皮切りに、
昭和の映画やドラマがさかんに制作されている。
TBSのワンクール前の"官僚たちの夏"
今やっているフジテレビの"不毛地帯"
こないだ見てきた映画"沈まぬ太陽"
"黒革の手帖"のように、いさぎよく現代風にアレンジしてしまうものもあるが、
当時を再現して撮影する類(三丁目・・・っぽい昭和の映画・ドラマ)が多くなってきた。
◇
町並みや駅、建物や部屋のインテリアや小物など、美術がとてもすばらしい。
たまに危ういところもあるけど、大概のことは目をつぶれる。
でも衣装についてはどうしても気になることがある。それは、
撥水加工!
男性用スーツやシャツ、ネクタイは当時出来るはずもない表面加工と立体感。
傘は、とんでもなく水切れが良い。
たった30年しか生きていない私でも覚えている。
洋服の繊維は織りが単純で、もっとクタッとしていたし、
子どもの頃、傘は濡れるとベッタリしていた。
それよりも、さらに30年位前のお話なんじゃないの?
和装やドレス、制服や髪型(特に女性)は手の込んだリアリティさなのに、
なぜ男性用スーツだけ、、、
(ま、女優が寝るとき化粧してる全てのドラマが、リアリティないけど。)
ただそのせいで、昔なのか今なのか混同してしまって、
最近まで青函連絡船がまた運行してると思っちゃってたじゃないの。
同じ"点と線"でもこっちは同時代なのでいい感じに古めかしい。
↓
YouTube - 点と線 予告(1958年)
モバイルの方はこちらから→動画を見る
こういった映像を見ると、
古い街並みや建物は残しておかないといけないとつくづく再認識します。
それについては、また書きます。おやすみなさい!
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